猫 体験談

「愛猫の終生飼養」高額なペット医療費と老猫の看取り体験談~最後のその時までの責任

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「終生飼養」という言葉、知っていますか?

皆さんは「終生飼養(しゅうせいしよう)」という言葉を聞いた事はありますか?

2012年に動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正する法律(改正動物愛護管理法)が交付され、2013年に施行されました。

この動物愛護管理法により、動物の飼い主は、その動物が命を終えるまで適切に飼養する「終生飼養」の責任があることが、法律上明確にされました😸

つまり、【最後まで責任をもって飼いましょう】という事です。

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愛猫の医療費

保護猫の里親になる前に考えておくこと

猫さんを家族として受け入れる中で(犬さんや他の動物ももちろん)、病気になった時の医療費が問題になることもあるでしょう。動物病院でかかる医療費は公的な医療保険がないため、全額飼い主の負担です。高額になることも珍しくありません。

医療費が払えないから・払うのがもったいないからと言って、苦しんでいる飼い猫さんをほったらかしにする事は許されません。ましてや、捨てるなんて言語道断です。

そんな馬鹿な、と思うかもしれませんが、そういう行為が無くならないのは事実です。最大限のもしもを考慮して、終生飼養ができるかを猫さん受け入れ前に考える必要があります。

動物病院の医療費ってどのくらい?

動物病院は自由診療なので、病院ごとに自由に料金を決めることができます。なので、A病院よりB病院の方が高い!というような状況が生まれます。手術や入院などの場合は数万円の差が出ることもあるそうです。

医療費が高額になることを考えると、あらかじめ猫さんのかかりやすい病気を知っておく必要もあります。そうすることで、お金と心の準備を少しだけしておきましょう。

●骨折 …… ヒビが入ってギプス固定で済んだ場合は10,000円程度のようです。しかし、手術+入院になると総額200,000円前後になりそうです。

●誤飲 …… 小さなおもちゃやアクセサリー、ビニールの切れ端は特に要注意です。開腹手術になることもあるので、その場合は100,000~200,000円程かかってしまうようです。

●外耳炎 …… 猫の耳がかかりやすい病気です。通院で1日7,000円前後。数回の通院になると金額も大きくなります。

●胃腸炎 …… ストレスや、人間の食べ物をあげてしまうと胃腸炎になることもあるようです。通院で1日7,000~8,000円前後。数回の通院で金額も大きくなります。

●去勢手術・避妊手術 …… 去勢手術は5,000~20,000円くらいです。避妊手術は卵巣のみ摘出・卵巣+子宮摘出があり10,000~40,000円が相場のようです。

び~
び~

エリザベスカラーもいいけど、術後ウェアもいいにゃ~

病気だけじゃない、愛猫の終身飼養

高齢の猫さん

猫さんは長いと20年以上生きます。完全室内外の猫さんはとくに、ケガや病気のリスクが低いのでさらに長生きな事もあります。

しかし、やはり高齢になると消化機能が低下して吐くようになることもあります。他に、甲状腺の病気も老猫には多いと聞きます。

若い猫なら吐いても「食べ過ぎ?」「毛玉かな?」と思うかもしれませんが、老猫の場合は食欲があっても何か病気が隠れているかもしれません。

私は、できればすぐに動物病院を受診した方が良いと思います。

しかし猫さんの中には、キャリーバックに入るだけでもかなりのストレスになることもあるでしょう。受診が猫さんの負担になる場合もあるかもしれません。そういう時は、ぜひ動物病院の電話相談なども活用してみてください。

信頼できるかかりつけ医を見つけておこう

病気やケガだけでなく老後を安心して過ごせるように、かかりつけ医は非常に大切です。

猫さんの里親になったら、早めに信頼できる動物病院を見つけ、かかりつけ医とした方が良いと思います。

長年診てくださっている動物病院なら、いざという時に電話対応してくれることもあります。

最後のその時まで

猫さんを老衰で看取ったことはありますか?

足が弱り、歩けなくなることもあります。寝たきりで寝返りも打てず、下のお世話をしてあげなければなりません。ご飯もお水も手助けが必要です。

その小さな命をつなぐために、週に何度も病院へ通うことになる場合もあります。

わが家の体験談・先代保護猫【さん】

2019年の4月、20年連れ添った先代保護猫の【さん】が虹の橋をわたりました。

里親になってから、風邪もひかないケガもした事がない健康な男の子でした。本当に、去勢手術とワクチン接種と健康診断でしか動物病院にお世話になったことがありませんでした。

私が結婚して、子どもが生まれて、そんな目まぐるしく変わる生活に追われる中。気づかないうちに【さん】はすっかり年老いていまいきました。

【さん】が19歳の冬、急に前足を引きずるようにないました。

慌ててかかりつけ医に連れて行くと医師からは「腎臓がかなり悪くなっています」と言われました。高齢のため、無理な検査や治療はやらず、週に1回(8,000円程度)点滴を受ける事にしました。

あとは自宅での介護です。

それから数カ月、ついに【さん】は歩けなくなり、寝たきりになりました。

病院へは週3回行くようになりました。このころの医療費が1カ月で10万円ほどかかっていました。

家の中では、私がずっと付きっきりです。

  • 30分おきにシリンジでお水をあたえる
  • 餌は柔らかい物をスプーンで → 最後のころはシリンジで飲ませた
  • 1時間おきに体制をかえてあげる(床ずれ防止)
  • 寝たきりなので下のお世話は大変(全身いつも清潔にしてあげる)
  • 24時間そばにいる

娘っ子も、お水を飲ませてあげたり体をなでてあげたり、「さんちゃん大丈夫だよ、みんないるからね」と優しく声をかけたりしてくれました。

夜中も、私が寝てしまった間に何かあるといけないので1時間おきにアラームをかけて様子を見ました。

娘っ子がまだ小さく、私が仕事に復帰していなかったことが本当に助かりました。

保護猫譲渡の審査で「ひとり暮らし不可」「高齢者不可」と言われる意味が分かったような気がしました。

全然動けなくても【さん】は頑張って水を飲み、ご飯を少しでも食べてくれました。一生懸命生きようとしてくれました。

しかし、20歳の誕生日を迎えた二日後。2019年4月3日の早朝、急に「にゃーんにゃーん」と大きな声で鳴きだしたかと思うと、呼吸困難に陥りました。

私と娘はパジャマのまま、かかりつけ医に急ぎました。

お医者様は早朝にも関わらず必死に対応してくれましたが……【さん】がかわいい声で鳴いてくれることは二度とありませんでした。

【さん】は最後に、私たちに声を聴かせてくれたんだと思います。

「この家けっこう楽しかったよ」って思ってくれてたらいいなって、今でも思います。

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まとめ

久しぶりに当時の事を細かく思い出し、すこし涙が出てしまいました。

猫はかわいいです。子猫の時なんかもふわふわでサイコーにかわいくて、安易に飼いたくなる気持ちは分かります。私も子どものころはきっとそうだったんだと思います。

私は、すべてを理解して初めての保護猫を受け入れたわけではありません。一緒に過ごす中で分かったこともたくさんあります。多くの人がそうだと思います。

しかし、絶対に理解しておかなければならないことがあります。

小さくても命である事

その命に責任をもって最後まで一緒にいれたら、人も猫もきっと幸せだと思います。

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【 さん 】♂ 20歳

2019年4月3日永眠

ずっと大切な家族です。

この記事は個人の体験談に基づくものです。掲載にあたり調査を行っておりますが、信ぴょう性などを証明するものではありません。
ご不明な点は専門家や獣医師などにお尋ねください🙇‍♀️
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ふわふわ家族

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